月別アーカイブ: 2018年7月

熱中症と自律神経

ここ数日暑い日が続いて「熱中症」で救急搬送される方が増えている様です!

自律神経の乱れを整える<4>高齢者の熱中症対策!夏に実践したい7

自律神経は無意識のうちに働き、血圧や心拍数、発汗などを

コントロールしているが、急激な寒暖を身体が感じることで、

自律神経のコントロールが効かなくなってしまうのだと言います。

とくに、高齢者はその傾向が顕著です。

そこで、夏こそ実践したい、自律神経を上手にコントロールする日常生活のポイントです。

高齢者は暑さに気づきにくい

 高齢者は「暑い」「寒い」と感じる神経が鈍くなってきています。

そのため、室内が異常な暑さになっていることに気づかず、クーラーをかけず

熱中症になる人がとても多いのです。

その上交感神経の働きが弱くなっていますから、汗をなかなかかけません。

また、血液循環が悪くなっているため、皮膚から体温を逃す機能も衰えていることから、

体内に熱がこもりやすく、熱中症になりやすいのです。

発汗を促し、血液循環をアップさせるには、日中は交感神経、

夜は副交感神経が優位になるように調整する必要があります。

そこで、今回は、夏におすすめの自律神経調整術をお伝えしましょう。

1:エアコンの設定温度に頼らない。温度計は心臓の高さに設置を

エアコンのリモコンによる温度調整に頼るのはやめましょう。

性能が良くなっているとはいえ、リモコンに表示されている通りの室温に

調整されているとは限りません。

温度計と湿度計は、生活している人の心臓の高さに設置しましょう。

ベッドで寝ていることが多い場合は、ベッドの高さに、

畳に布団を敷いて寝ていることが多い方は畳に近い位置に設置します。

ただし、エアコンの風が直接当たると、冷えすぎの原因になりますから、

ベッドや布団の位置は、風が直接当たらないように工夫することも大切です。

2:室温28℃では暑すぎる。日中に眠気を感じたら体温を下げる工夫を

温度は25~27℃、湿度は50~60%が目安です。

国が目標設定値と推奨している28℃というのは、実は科学的根拠はなく、

2005年導入当時の担当課長であった盛山正仁法務副大臣が「何となく決めた」と

発言したことも問題になっているほど。

薄い長袖のコットンシャツを1枚着て過ごせるくらいの室温をおすすめします。

日中、暑すぎる部屋にいると、熱がこもることでだるさや眠気を覚えます。

うとうとすることが多くなり、日中働くべき交感神経が力を失ってしまいます。

もし、日中、やけに眠いなと感じたら、

首元や足の付根を凍らせたタオルで冷やすなどして、体温を下げるようにしましょう。

3 冷たい飲み物はNG。温かくてもコーヒーや紅茶は脱水の原因に

暑いからと冷たい飲み物を摂取するのは自律神経を狂わせる原因になります。

胃腸などの消化器が冷えると、交感神経が活発になります。

消化活動は副交感神経が担っているので、冷たいものを摂り過ぎると

消化不良の原因になるのです。

それでなくても食欲の落ちる夏場は、冷たい飲み物は避け、

ぬるめのほうじ茶や白湯がおすすめです。

コーヒーや紅茶などのカフェイン入りの飲料やアルコールは、

たくさん飲んでも脱水症状予防にはなりません。

利尿作用が活発になり、飲んだ以上に水分が排出されて、

かえって脱水を起こすこともあります。

スポーツドリンクは糖分の過剰摂取になるという意見もありますが、

高齢者がガブガブと大量に飲むことは考えにくいので、

外出時は常温のスポーツドリンクを飲むのはおすすめしています。

4:外出から帰ったら窓を開放。素早く部屋を冷やす

外出する前に、帰宅の15分ほど前にクーラーが稼働するようタイマーを

セットしておくのがおすすめですが、難しい場合は、帰宅後はまず、窓を開け、

扇風機で室内の熱気を外に排出するようにします。

5分程たったら窓を閉め、エアコンのスイッチを入れます。

部屋を素早く冷やし、室内熱中症を防ぐテクニックです。

5:暑い夏こそ必ず湯船につかる。ただし入浴直後の就寝は熱中症の危険が

夜は就寝1時間以上前に入浴します。

38~39℃のぬるめの湯に10分程度つかります。

シャワーだけでは夜の神経である副交感神経を優位にできません。

風呂上がりは、テレビやパソコン、スマホなどのブルーライトは見ないようにしてください。

交感神経が働いて、眠りのモードに入れません。

また、入浴直後に布団に入ると、熱が身体から逃げず、

就寝中に熱中症を起こす危険性があります。

6 入浴後の瞑想で副交感神経優位に

必ず1時間以上はクーラーの効いた部屋で、常温の水を飲んで

リラックスするようにしましょう。

α波の出るような音楽を聞きながら、目を閉じて一日の瞑想をすると、

交感神経から副交感神経へのスイッチがうまく入ります。

α波の音楽といえば、モーツァルトが有名ですが、自分がリラックスできる

音楽であれば代用できます。

7:就寝時に靴下は履かないのが原則

就寝時に靴下を履いて冷えを防ぐことを習慣にしている人もいると思いますが、

本来、靴下は履かず、足から熱を放出できるようにしておくべきです。

ただし、長い間の習慣になっている場合は、

シルクの靴下で発汗を妨げないようにしましょう。

就寝中の室内は27℃前後が適温です。タオルケットや夏掛けの布団を

1枚かけて眠れるくらいを目安にします。

タイマーでクーラーが切れるように設定するのはおすすめできません。

リラックスの神経である副交感神経を優位にするためにも、

眠っている間の体温変化は少ないほうが良いのです。

高齢者にとってだけでなく、介護を担う人にとっても暑い夏は苦労の多いものです。

少しでも心地よく過ごせるように、自律神経を調整しながら日常生活を送ってください。

 

新たなスタート

7月2日 開業して10年 皆様方との出会いに感謝申し上げます。

もう一度今日から新たなスタートの日だと思い今回は子供の足裏について

足のアーチと体のS字カーブ(生理的湾曲) 

足底のアーチと、体のS字カーブは、密接な関係があります。

体の中心である背骨は、横から見ると、ゆるいS字カーブを描いていて、

生理的湾曲と呼ばれます。

この生理的湾曲は、赤ちゃんの時にはS字にはなっていなくて、

首が座る頃からカーブの形が変わり、直立歩行が出来るようになると、S字になります。

足裏のアーチ(土踏まず)とS字カーブはほぼ同時期に作られるので、

S字カーブがきちんと作られて身体を適切に支えることが出来ていれば、

土踏まずもきちんとしたアーチに形成されます。

しかし、S字カーブがきちんとできずに、重心がずれていたり偏った負荷がかかっていると、

足底のアーチの形成にも悪影響を与えます。

背骨の生理的湾曲(S字カーブ)と、足底のアーチは、身体の縦のバネと横のバネで、

それらが合わせて機能しているのです。

 

どちらかが崩れてしまうと、必ずもう一方にも支障が出ます。

ですから、姿勢の悪い人(S字カーブが崩れている人)は、

足裏のアーチも崩れているのです。

脊柱の生理的湾曲(S字カーブ)

足底アーチがきちんと出来ていないと、立っているのが不安定になります。

ですから長い間立っていられない子どもや、身体がいつも動いている(落ち着きがない)

子どもは、足裏アーチに異常がある場合が多いです。

特に、左右の足裏が違う場合は、重心が偏っている=身体が歪んでいるので、

注意が必要です。