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良い汗?悪い汗?

ブログからの続き・・・

【汗と塩分と水分の関係】

塩分は、
全身の筋肉を動かすために
なくてはならない大切なもの。

塩分が体内で不足すると、
けいれんや筋肉のこむら返り
が起こる場合があります。

実は、
人間の血液の水分量は
塩分の量で決められています。

悪い汗を大量にかいた場合、
水分とともに塩分が失われます。

ということは、
しょっぱくてベタベタした
匂いの気になる嫌な汗は悪い汗
ということになりますよね。

ここで
水分補給を行っても血液の塩分が
それ以上うすくならないようにするため、
飲んだ水分は尿として排せつされてしまい、
体に吸収されないのです。

血液ドロドロの状態が回復しないと、
最終的には汗をかかなくなります。

すると、
体温も上昇してしまい、
42度以上になると死んでしまうこともあるそうです。

これが
熱中症の怖さです。

つまり、
水分補給だけでは
体内の脱水状態は回復しないのです。

ではなぜ、
汗から塩分が多く出る人と、
出ない人がいる?

人間の体温調節の時に働く汗腺は、
皮膚表面にある「エクリン汗腺」です。

エクリン汗腺は、
下にポンプ(分泌管)があって、
皮膚表面までは汗を出す通路があります。

脳の体温中枢から
汗を出す指令がくると、
エクリン汗腺の細胞が働き、
周囲の毛細血管からナトリウムを取り込もうとします。

ポンプにナトリウムを多く取り込むことで、
浸透圧の原理を使って血液の水を吸い上げているのです。

ポンプに水分がたまったら、
汗として皮膚表面に出すのですが、
このとき出口付近で取り込んだ塩分を、
血液に戻して再吸収させる働きがあります。

悪い汗の場合、
この再吸収機能が低下しているため、
塩分を外に多く出してしまっているのです。

良い汗・悪い汗の違い分かって頂けましたでしょうか?