梅の効能について


梅の効能
 梅の特徴

ウメは、高血圧の症状にも効果があり、体内機能をスムーズにし血圧を安定させる作用を持ちます。ウメ干しなら1日3~5個、ウメ肉エキスなら9グラムぐらいを3回に分けて摂ると効果があります。気をつけなくてはならないのが塩分のとりすぎです。せっかくウメを食べても何にもなりません。
そういった場合は、余計な塩分が抜けた5年以上たった古いウメ干しを食べると良いでしょう。ウメの有効成分だけを凝縮した塩分ゼロのウメ肉エキスなども良いでしょう。ウメ肉エキスが持つ浄化作用や、エネルギー代謝を促進させる働きが、高血圧症の疲労感、めまい、のぼせなどにすぐれた効果を表します。

  • あせも、おできに効く梅

あせも、おできなどにも、日本人は梅を使って治してきました。手足の指のおでき、ひどいものはひょうそうといいますが、ものすごい激痛を伴うこのできものにも、梅干しの肉をすりつぶして貼りつけておくと、痛みが段々と消えていき、うみが出やすくなります。

  • ストレス・不眠解消に梅

ストレスとはからだの中にひずみが起きるもので、大きな精神的ねじれの状態をいいます。このような状態では、体内でも精神の安定に必要なカルシウムが極度に不足してきます。いらいらしているときはカルシウムが失われていますので、このような状態の場合にはカルシウムを含んだ食品を多く接することが必要になってきます。

梅と一緒に摂ると、クエン酸がカルシウムの吸収を助け、体液のバランスをとって正常にする作用が働き、肉体的にも精神的にも良い状態になります。アルカリ性食品である梅は精神安定剤の役割をも果たします。

  • とげを浮かせる梅

とげが刺さり、なかなか抜けない時は、梅干しの肉をはりつけて、4~5時間そのままにしておくと、自然に浮いてきます。

  • トリコモナス膣炎の治療にも効果のある梅

トリコモナス原虫という虫が膣内に寄生するもので、痛み、かゆみ、熱などが出ます。卵巣ホルモンの分泌異常などでこの作用が低下すると起こり易くなります。

この様な症状には、毎食後、梅肉エキスを3グラムずつ飲むか、梅肉エキスを入れた干葉湯をつくります。干葉湯は大根の葉5枚ぐらいの量を洗って陰干しし、カラカラに乾燥させたものを木綿の袋に入れて水2リットルぐらいでよく煮ます。

それをたらいに移しお湯を入れます。梅肉エキスはお湯10リットルに3グラムぐらいが目やすで、この中に腰から下を浸します。カンジタ膣炎、子宮内膜炎などにも同様に効果があります。

  • 胃潰瘍の予防に梅

梅は胃液の分泌を正常にしますので、胃潰瘍の予防にも効果が期待できます。胃潰瘍はストレスなどの原因によって胃液の分泌が不規則になるのが原因なので、胃腸の機能を正常にし、消化吸収の働きを整える梅が、胃、十二指腸潰瘍などにも効果があるのです。

  • 下痢に効く梅

梅には「可逆性」という作用があります。これは胃腸の働きを助ける梅の作用です。腸のバイ菌をおさえ、炎症を静め、下痢を止めます。

  • 肝臓病を防ぐ梅

肝臓には胆汁をつくるほか、毒素、老廃物などを血液中から取り出し常に血液をきれいに保つという働きがあります。これは梅の作用と同じものなので、梅を摂ると肝機能の保護になります。また肝臓はアルコールを分解する働きもしています。流行性肝炎は、ウイルスや食中毒などの細菌が原因ですから、その予防のためにもふだんから梅を摂るとよいでしょう。

  • 胸やけに効く梅

胸やけというのは、胃の働きが正常でない場合、胃酸過多でも過少でも起こります。梅は胃酸過多、無酸性にもよく効き、胃液の分泌を正常にします。普段から梅干しをよく食べていれば胸やけ予防に効果があります。

  • 軽いやけどに効く梅

やけどをしてしまった場合、すぐ流水で冷やし続けることが大切です。炎症がおさまったら、梅肉エキスを溶かしたものをかけるとより効果的です。また梅酢があったらやけどをした箇所にすぐかけておきます。

  • 肩こりに効く梅

梅が肩こりに有効なのは、血液にたまった乳酸を代謝させ、クエン酸が疲労物質を残さないようにする作用を持つからです。梅干しの肉を直接患部に貼り、乾いたら何回もとり換えるようにすると、身体が楽になります。また「梅ぼし番茶」でも効果があります。これは、熱い番茶に天然のしょう油を1%たらし、梅干し1個をいれて、かきまぜるものです。これは新陳代謝を促すものとして昔から飲まれてきました。

  • 口臭予防に梅

口臭は本人は意外と気づかないが、周囲の人は大変混迷する症状です。原因は細菌が腸内で発酵するにおいです。梅の殺菌作用はここでも活躍し、口内、腸内もきれいに殺菌しますので梅を日頃、食べていれば口臭の心配もありません。

  • 女性や子どもの貧血予防に梅

子供が貧血により、朝礼で倒れるというのは鉄分の不足からくるものと考えられます。梅干しには、この鉄分が他の果物に比べ、数段多く含まれています。鉄分は胃腸を丈夫にする働きもあります。

  • 乗物酔いの予防に梅

乗物酔いが心配で、旅行が憂うつだという方は、旅行に行く10日ぐらい前から梅肉エキスを飲み、梅干しを食べるようにします。そうすると乗物酔いを起こしにくくなります。

  • 食中毒の応急処置に梅

食中毒は、腸炎ビブリオやブドウ球菌、サルモネラ菌などで起こるものが一般的です。これらにかかった場合、応急処置として梅が効果的です。使用法は、梅肉エキスを五グラム服用し、30分後に5グラム、1時間後に5グラム、2時間おきに5グラムずつ飲んでいきます。

  • 食欲不振・夏ばて解消に梅

梅が食欲不振に効果があるのは、梅干しの酸味が食欲を起こさせるもとであるからです。酸味は、消化器官を刺激しますから、消化液の分泌が盛んになります。これにより、食欲がわき、消化吸収も進むことになります。また梅は強力なアルカリ性食品なので、疲労の原因となる体液の酸性化を防ぐ働きもあります。

  • 腎臓病の予防に梅

腎臓病も肝臓病と同じように、血液中の老廃物を尿として排せつし、体液の酸度のバランスを保つ働きがあります。腎機能が正常に働かなくなると、毒素がたまってきます。そうなるとむくみ、口の渇き、だるさ、血圧の上昇ななどの症状が表れます。

梅は「三毒を断つ」言われて、解毒作用、代謝機能を正常にする効果があるので、このような症状にもよく効きます。梅肉エキスだと梅干しの30倍もの効果があると言われているので速効を期待する人には適しています。

  • 水虫、いんきんたむしに梅

水虫は皮膚につくかびの仲間によって起きるもので、梅はこのような皮膚病にも威力を発揮します。梅肉エキスを10倍ぐらいに薄めたものを1日に3回以上たん念に患部にぬれば、また、うおのめには、梅干しの肉をそのままあてて包帯をしておくと患部がやわらかくなってとれてきます。

  • 虫刺されの応急処置に梅

蜂、毒虫、またへびなどにかまれた場合は、まず傷口から5センチぐらい離れた心臓に近い部分をしばり、口をつけて毒を吸い出します。そして梅干しの肉か、梅肉エキスを多めにつけておきます。梅には強い殺菌効果と消炎効果がありますので、この種の応急処置に効果が期待できます。

  • 糖尿病の治療に効く梅

糖尿病は体内の糖質代謝がきちんと行われなくなり、普通以上にインシュリンが必要になった時や精神的なストレスなどでもおこります。糖尿病になると、尿の量が増え、トイレに果実の腐ったようなにおいがし、のどの渇きを訴え、体がだるく、下痢もしやすくなります。

梅は糖質代謝を活発にし、のどの渇き、疲労感なども取り除く作用があるので、総合的に治すにはとても有効です。いずれにしても正しい食事療法を規則正しい運動で根気よくコントロールしていくことが大切と言えます。

  • 頭痛、歯痛に効く梅

梅には頭が痛い、歯が痛いといった時にも、鎮痛の効果があります。頭痛や、軽いめまいの時には、こめかみに梅干しの肉を貼りつけます。歯痛の場合には、痛い歯の側のほほに貼りつけるか、黒く焼いたものを直接、痛い部分につけます。

  • 動脈硬化症の予防に梅

動脈硬化症とは血液がいきとどかなくなる症状をいい、これらの老廃物としてあげられるのが、コレステロールや乳酸です。梅のクエン酸は、これらを排除する効果があり、食生活のバランスを保ちます。気をつけなくてはならないのが塩分のとりすぎですが、余計な塩分が抜けた5年以上たった古い梅干しを食べると良いでしょう。梅の有効成分だけを凝縮した塩分ゼロの梅肉エキスなども良いでしょう。

  • 二日酔に効く梅

二日酔いとは、アルコールに含まれる糖質を処理する肝臓の能力が追いつかないのと、血液中の酸素が不足する状態をいいます。梅の浄血作用が、二日酔いで濁った血液をきれいにし、頭をすっきりさせます。梅干しを熱湯にといて飲むというやり方が一般的ですが、黒焼きの粉末を熱い番茶に入れたり、梅酒の冷水割りなども同様に効果があります。お酒を飲む前に梅肉エキスを飲んでおくと二日酔いの予防になります。

  • 便秘に効く梅

便秘は、腸の働きが低下していたり便の通過を阻害して固くなってしまうことをいいます。この場合は梅肉エキスをそのまま、あるいは「はちみつ」などで甘味をつけてとり続ければ、解消に効果があります。

  • 冷え症に効く梅

梅は女性に多い冷え症にも効果があります。冷え症とは血液の循環がよくなく、身体のすみずみまで行き渡らないことから起こる症状なので、血行を生き生きさせる梅を日頃から常用すると、冷え症も自然に治ってきます。

 

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