姿勢と足裏のアーチ


昨日来られたN,Iさん 64歳 介護関係の方がこのアーチが崩れて膝や股関節に

不具合が生じていました。

 

◇健康な足裏には3つのアーチ

人間が立つときには、足の親指の付け根部分(母趾球)・小指の付け根部分(小趾球)
・かかとの 3点で立ち、安定感を増すために5本の指で 接地しています。

人間の足は片側だけで28個の骨があり、これらの骨が筋肉・腱・靭帯でつながれ
組み合わさることで 、絶妙なアーチ状を構成しています。

•内側縦アーチ(母趾球~かかと いわゆる土踏まず)
•外側縦アーチ(小趾球~かかと)
•横アーチ(母趾球~小趾球)

アーチ1 001        アーチ2 001

この3点にできる弓状のラインを「アーチ」とよび、ゆるい弧を描いています。
このアーチのおかげで歩く・走る・立つといった、人間の足が持つ基本的で複雑な
動作ができるので、バランスが乱れると、人間のカラダの土台となっている
足全体のトラブルを引き起こしたり、 全体の姿勢に影響を及ぼしてしまうことがあります。

◇アーチの役割

「衝撃を和らげるクッション」
足は狭い面積で、カラダの一番下でカラダ全体を支えています。
カラダの全体重、動いたときの全衝撃が足の裏にかかります。
ゆっくり歩いた時は体重の約1.2倍、走った時は約3倍、ジャンプするときは約6倍の
重さが足裏にかかるそうです。

このような様々な動きによる地面からの衝撃と、体重による負担を受け止め
和らげてくれる役割があります。

この役割がうまく機能しないと、衝撃が伝わりやすいため、足のトラブル以外にも、
膝の痛み、腰痛、肩こり、頭痛などが、でやすくなります。

「歩いたり走ったりするためのバネ」
歩くとき、走るとき、足はかかとから足の外側を移動して小指へ、そして、小指から
親指へ移動して、親指の足の付け根で地面を蹴るというとても複雑な動きをしています。

親指の足の付け根で、反動を利用し蹴り出しますが、3つのアーチがバネのような
役割を果たします。そのおかげでスムーズな重心移動が行え 体を前に運ぶための
前進力になります。

「カラダ安定性・バランスをとる」
3点のアーチがしっかり安定していれば姿勢も安定します。
横の動きや縦の動きに対してもブレることがなく、少しの衝撃では倒れることはありません。
微妙なバランスをとることができるため、デコボコの地面も、坂道でも転ばずに歩けるのです。

しかしこの安定性が崩れると姿勢に影響し、O脚などの脚の症状も引き起こしやすくなります。

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